公式練習での「かなだい」
公式練習での「かなだい」

高橋:細かいディティールに気をつけながら、僕は特に後半の部分が課題だったので、どうやったら後半の部分でなるべくレベルがとれるかというのを考えながら練習してきました。後半の部分が特にステップシークエンスなので、結構足にくるところを粘れなかったりするので、どこで力をちょっと抜いてどこで入れるかというペース配分は自分の中で考えながらやってきた。あとは、体力を上げていくというやり方で練習をしてきました。

――フリーの最後のリフトを変更しましたが。

村元:最後のコレオエレメンツは同じコレオリフトにはなるんですけど、今シーズンいろんなコレオリフトに変えた中で(横で高橋(笑))、うまくいかなったりちょっとミスが目立ってしまったりしていたので、確実にいつどんな状況でもできるエレメンツというのをを考えて、まぁいろいろコレオスピンも考えたんですが、世界観も崩したくなくて、最終的にスピンのように見えるけど「コレオリフト」というのに変えました。最初はコレオスピニングムーブメントを考えていたんですが、一番リスクがないというか、失敗しづらいエレメンツなので。オペラ座の世界観を最後の締めでしっくりくるのがなかったので、コーチたちと相談して最終的にリフトになりました。

――やってみてどうでしたか? 昨日、すばらしかったですが。

村元:(昨日の練習では)100%ではなかったんですが、変えてからは一度も失敗していないので、通しでやっても失敗していないので、そこらへんは大丈夫なのではないかなと思っています。

(ここで高橋が村元の手からマイクをとり)

高橋:(力強く)大丈夫です(笑)

――試合を楽しむためにやっていることは。

高橋:試合で楽しむにはやっぱり練習でどれだけしてきたかというところだよね、という話ではあったので、練習をとりあえずベストを尽くして頑張ってきて、試合はほんとにこの環境というのを一日一日やる前から大切にしたいね、というふうには。わざわざ話してはいないですけど、そういう気持ちでお互いいた。会場に入ってきてからは本当にいつも通り過ごしている感じです。

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