玉城知事は沖縄を巡る現在の政府の対応を「SACOの亡霊に囚われている」と指摘する。

「SACOのくびきから放たれるためには、新しい協議機関を設置して、辺野古移設の見直しを含む話し合いをするべきだと思います。県民投票で民意が示された今は、その絶好のタイミングです」

 辺野古埋め立て「反対」が72・2%という圧倒的な民意を背にした玉城知事の「勝負手」に、安倍首相はどう応えるのだろうか。(編集部・渡辺豪)

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アエラ3月11日号(3月4日発売)に玉城知事インタビューを詳報する

※記事の初出し時のタイトルが「SACOWO」となっていましたが、「SACWO」の誤りでした。訂正してお詫び申し上げます。

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渡辺豪

渡辺豪

ニュース週刊誌『AERA』記者。毎日新聞、沖縄タイムス記者を経てフリー。著書に『「アメとムチ」の構図~普天間移設の内幕~』(第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞)、『波よ鎮まれ~尖閣への視座~』(第13回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞)など。毎日新聞で「沖縄論壇時評」を連載中(2017年~)。沖縄論考サイトOKIRON/オキロンのコア・エディター。沖縄以外のことも幅広く取材・執筆します。

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