二階堂:各々ではしていると思う。喧嘩できる仲だから、一緒にいられるんだと思いますね。
横尾:だからメンバー同士でヘンに気を使わず「あれはよくないよ」とか、ちゃんと怒れます。誰かの行動一つでキスマイのプラスにもなれば、マイナスにもなってしまうから。結局はみんなキスマイが好きなんですよ。
宮田:お互いどこかで「すげ~な」と思っているかどうかも大事な気がする。俺、ニカ(二階堂)とか千ちゃん(千賀)が出ている番組を見て笑ったり、キタミツ(北山)とか横尾さんの俳句を見て尊敬したり、ガヤさんとかタマ(玉森)のドラマを見て泣いたりしてます。次の日一緒に仕事するとき、なんか嬉しいんですよ。
北山:その感覚は分かるなぁ。俺もそうかもしれませんね。
二階堂:俺も「リバース」見たあとタマに会ったら、あ、ドラマ出てる人だって思った。
北山:いやいや、一緒にいる人がドラマに出たんだよ(笑)。
藤ヶ谷:前に中居(正広)さんに、キスマイについて話を聞いてもらったとき「グループには必ず波がある」って教えてもらったんです。どのグループだって、いいときばかりじゃない。そういうとき、俺らは今、波のどの辺にいるんだろうって認識することが大事だって。落ちたって必ず上がる時が来る。波のリズムを感じながらやっていくといいと。難しいんですけど、それはすごく参考にしています。
──今後、グループとしての目標はありますか?
横尾:(妙にスラスラと)そうですね、僕ら7人いるので日替わりで帯番組もできますし、毎日誰かがテレビに出ているくらい活躍できればいいなと。あとは2020年に向けて新国立競技場もできますので、そこでライブができるように努力したいです。あと、東北や北海道のドームクラスはまだ行けてないので、今回の「キスマイどきどきーん!」で知名度を上げて、一層、努力していきたいと思います。
一同:ありがとうございます!!
北山:リーダー!
横尾:あの……ごめんなさい。みんなが言ってるコメントをまとめて言っただけ。他の人が言ったように書いてください(笑)。
藤ヶ谷:いやいや。本当にみんなそう思ってますから。実現できるように頑張りましょう!
(ライター・大道絵里子)
※AERA 2019年2月18日号