千賀:ウルウルしてたもんね。
玉森:うん。頑張ってるなぁって思うとウルウルきた。
二階堂:俺は子どもの素直すぎる態度が面白かった。ある男の子がクイズのコーナーで負けちゃったんですよ。北山さんが「好きなお菓子一つ選んでいいよ、プレゼントしてあげるから」と言ったら、思いっきり「いらねーし!」って(笑)。
藤ヶ谷:めっちゃ悔しかったんだろうね(笑)。
北山:ガチだからね。答えを外したときの顔とかもう……大人じゃできない顔になる。
宮田:俺もある企画で失敗したら、一緒にやった子に本当に嫌われて。収録のあとも全然機嫌が直らないんです。でも、そこで思ったの。番組だからとかじゃなくって、子どもって常に100%本気なんだなって。思えば俺、染まっちまってたな……。
一同:(爆笑)
二階堂:芸能界に?
宮田:大人になっちまったな、みたいな。
横尾:大人も見習わないとなって思うことが多いんですよ。子どもが裁判員になる企画では、大人が難しい言葉を使って言い訳しようとすると「言葉の意味は分かんないけど、でもこうじゃん」って、すごく正しいことを言ったりする。子どもの声って正義だなと。
千賀:いや、俺らも勉強になることが多いですよね。
──改めて見どころと、今後の意気込みを教えてください。
北山:子どもに大人が振り回される番組はもちろん、アイドルが振り回される番組って地上波ではなかなか作れないと思うんです。子どもの考えとか動きってホントに計算できないから、そこは見どころですね。
千賀:台本通りになんてまったくいかないですからね。子どもたちが自分では面白いと思ってやってない部分が、大人からしたら面白かったりするから。
北山:今、思い出したのは「あっぱれさんま大先生」。僕も、さんまさんみたいに、この子はこうやったら面白くなるっていうのを瞬時に引き出せるようになりたい。この番組を通して力をつけていきたいですね。
──こうやって皆さんのトークを聞いていると、本当に仲良しなのが伝わってきます。グループが結成されて13年。長く、いい関係を続けるコツは?
二階堂:最初にちゃんと喧嘩することじゃないですか?
──喧嘩、しました?