でも、苦手なことは正直、諦めています。無人島でサバイバルしないといけないとか、必要に迫られたらどうにかしようって思うんだろうけど……。いまの日常生活では、料理はデリバリーやお惣菜屋さんで買ったりすればご飯を炊くだけでいいし、方向音痴もGoogleマップがあれば何とかなる。そもそも苦手なことって、自分に合っていないことだとも思うんですよね。だから、そこに自分の時間を使うよりも、外注なりテクノロジーに頼るなりして、その分空いた時間を自分の得意なことに使ったほうがいいなって思っちゃいます。
Q. 苦手なことをどうしてもやらなくてはいけないことになったら、どうやってチャレンジしますか? 気が乗らないときにモチベーションを上げる方法もあれば教えてください。
A. 練習あるのみ、ですかね。私がもし苦手な料理にチャレンジするなら、とりあえず料理教室に行って、効率的にこなしている人や得意な人に話を聞くかな。例えば料理なら、私がレシピ本を何冊も読んだところで、料理が得意な人が読み取る情報量と全く違うと思うんですよね。料理初心者の私は、捨ててもいい情報と押さえておかないといけない情報の区別がつかなくて、必須ではないところにも労力をかけてしまうだろうから。得意な人に大事なポイントを5つ教えてもらうというのを5人くらいに聞いたら、かぶってくるポイントがあるはず。そうやって、コツを聞いて効率よくできるようになるまでの最短ルートを探すタイプですね。英語が得意な人は、とばしてもいい英単語と覚えたほうがいいものがわかるのと一緒かなって思うので。
そして、気が乗らないときのモチベーションアップには、B’zの曲をかける!(笑)。「イチブトゼンブ」みたいなアップテンポな曲を聞くと、やる気が出ます。あとは、仲間を作って一緒に頑張るというのもいいですよね。最近はYouTubeでも勉強しているだけ、料理しているだけという動画があるから、そういう動画を流しながらやれば「あの人も頑張っているから、私も頑張ろう」っていう気持ちになることが多いです。
構成/岩本恵美 衣装協力/BEAMS