「野球界だけの流行となり、世間的に理解されないものもある。そうなると一種独特の村社会でのトレンドとなる。マーケティングを考えれば良くない部分もある。特にパフォーマンスは、世間とのバランスや影響力を考えた上で導入を考える必要がある」(大手マネージメント会社関係者)

「スピリットや必然性がないコピーは、猿真似で終わってしまう」とはエンターテイメント業界で古くから使われる言葉だ。

 今回の澤村の“腕組みポーズ”は賛否両論はあるものの、注目を集めて肯定的に捉えるファンも多くみかける。だが同時に、こういったパフォーマンスにはオリジナリティや生まれた経緯があってこそ魅力的になるということもある。今後、澤村はこのパフォーマンスを続けていくかもしれないが、何かアレンジのようなものもあっても良いかもしれない。