とはいえ「マダム・フローレンス!」の富豪夫人を巧みに操る年下夫、「パディントン2」の落ちぶれた役者と、当たり役が続く。これは明らかに、再起動モードなのでは?

「うーむ、たしかに最近は面白いオファーが増えたような気がする。やっぱり57歳になって容色衰えたからかな?」

 また上手にかわされてしまった。愛すべきイケメンから業界に執着ゼロのイケオジへ。偏屈ぶりにますます磨きがかかったようです。(ライター・鈴木あずき)

AERA 2018年2月5日号