これほど多くの学生を毎年留学させることができるのは、送り出すまでの徹底した指導があるからこそ。その集大成とも言えるのが、今春始動した「Super IES」プログラムである。英語教育で定評のある海外協定大学と開発したプログラムに加え、関西外大独自のプログラムも刷新。関西外大に通う留学生たちと一緒に学びながら、英語の技能向上と同時に、海外の大学の講義についていけるだけのスキルを叩き込む。
「まるで海外の大学のようだった。おかげで膨大な宿題にも発言することにも慣れていたので、すぐになじめた」(辻さん)
来春には御殿山キャンパス・グローバルタウンが誕生する。授業はもちろん、留学生と関西外大生合わせて約700人が一緒に生活する寮もあり、「学・食・住」を共にする街ができる。客室乗務員就職者数全国1位(大学通信調べ)など高い就職率を誇る関西外大の強さは、 「語学だけでなく、長い国際交流の歴史の中で培った他国の文化や国民性への理解なども含めたまさにグローバルな教育を提供しているからこそ」(安田さん)