勝間:みんながそうしていけばいいんです。
林:勝間さんは、学生結婚で21歳のときにお子さんを産んだんですね。高学歴のわりにはヤンキーのように若いときに子どもをつくって(笑)。
勝間:私、会計士の資格を持ってたので、仕事は一生あるわと思って。
林:もう子育ても終わって。でも、まだお孫さんはいないんですよね。
勝間:まだ孫はいませんけど、婚約してるんで、そのうち結婚して孫が生まれるんじゃないですかね。
林:勝間さんの孫育てもぜひ見てみたいですよ。「勝間式孫育て」。
勝間:私、今いちばん幸せですね。仕事ばっかりしてたり、子育てばっかりして何にも余裕がなかった時期に比べると、今は自分の好きなことができるし、仕事もすごくたくさんしなくてすむようになったし。ただ、先ほど姉からメッセージが来て、母が具合悪くて病院に連れてったら、けっこう重病だったというんです。
林:まあ! すぐ帰らなきゃ。
勝間:いや、急を要するわけじゃないんです。でも、今まで介護問題ってまったく縁がなかったのに、ほんとに介護問題って生じるんだということが、いま身に染みてます。これからバタバタッと体験することになるかもしれない。
林:今後、「勝間式介護」が出てくるわけですね。そのあとは「勝間式老後」。
勝間:アハハ。朝、トランポリンに行くと、どう見ても50代は私だけなんですよ。「これ、60代になってもできるかな。どうだろう」と思っちゃって。だから上手な年のとり方というのは、これからの一つのテーマですね。
林:じっと書斎にいて皮肉言ったりするんじゃなくて、行動的な上手な年のとり方をしてる人って、確かにいないと思う。
勝間:それをつくりたいですね。ロールモデル的に。
林:ぜひお願いしますよ。「勝間式行動的な年のとり方」を(笑)。
(構成/本誌・松岡かすみ、編集協力/一木俊雄)
【前編「勝間和代が変わった! ユーチューブ出演、家事本出版のなぜ?」はこちら】
※週刊朝日 2020年3月20日号より抜粋