昨年からユーチューバーとしても活動している経済評論家・勝間和代さん。明快かつ論理的な語り口はもちろん、精神的にも経済的にも独立した生き方は、多くの女性が憧れる存在です。作家の林真理子さんが、今の若い女性のこと、少子化対策などについてうかがいました。
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林:勝間さんの一日って、朝は世界のニュースをパソコンで見ることから始まるんですか。
勝間:ウェブニュースと新聞は一通り見ますけど、8時から運動するんですよ。銀座のトランポリンスタジオに行って。
林:トランポリン? おもしろいですか。
勝間:おもしろいです。40人ぐらいのスタジオで、小さな1人用のトランポリンに乗って、インストラクターの指示に従って、そんなに高くは上がらないんですけど、エアロビクスみたいな形で跳んだりステップ踏んだり。
林:毎日ですか。
勝間:毎日じゃないですけど、週3、4回は行ってますね。終わったらそのままゴルフの練習をするときもありますし、仕事に行ったり、みたいな感じで。
林:ほんとにムダな時間がないですね。ダラダラとテレビなんか見ないですか。
勝間:テレビはまったく見ない。
林:ドラマなんかも?
勝間:まったく。昔、ネットフリックスを見てたんですけど、時間ドロボーだと思って解約しちゃいました。
林:お芝居とかミュージカルとか見ないですか。
勝間:そういうのは人と行きます。月に2、3回、コンサートとか落語とか。
林:夜寝るのは何時ですか。
勝間:夜は11時には。7時間は寝るようにしてるんで。
林:勝間さんって、心と体のぜい肉が微塵もなくて、なんて私と正反対な生活なんだろうと思いますよ。もともと人間が違うのかな。
勝間:そんなことないですよ。習慣ですよね。私は体を動かすのが好きなんです。うち、ダラダラする場所がないんですよ。椅子も、エクササイズ用の椅子なんです。スクワットをするとか動くとか、座りながら運動をするようなものばかりで。