丸山茂樹氏は国内外で活躍する後輩たちにエールを送る。
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いやあ、この連載も333回目ですか。これからも読者のみなさんの心を「さん・さん・さん」と照らすようなコラムでありたいですね!
先週も少し触れましたけど、ロサンゼルスの自宅に戻ってます。去年は雨が多かったんですけど、今年は天気がいいです。気温は上が20度、下が10度ぐらいで、朝晩は少し冷え込みますけど、日中は暖かいですね。
さて、アメリカの女子ツアー開幕戦「ダイヤモンドリゾート トーナメントofチャンピオンズ」(1月16~20日、米フロリダ州のフォーシーズンG&スポーツCオーランド)で、畑岡奈紗ちゃん(21)が優勝争いをしました。
彼女を含む3人によるプレーオフに入ったんですけど、日没順延を挟んで7ホール目で負けちゃいました。プレーオフはずっと18番パー3でやってて。何だろうな。別のホールでもやればいいのに。ちょっとよく分からなかったです。奈紗ちゃんには、ちょっとかわいそうでしたよね。
終始落ち着いてて、素晴らしいゴルフをしてたと思いますよ。欲を言えば、もう一個ぐらいバーディー取れなかったかな、と思いますけどね。プレーオフやらずに勝つチャンスもあったと思いますけど、なかなかうまくいかないのがゴルフですから、しょうがないです。
奈紗ちゃんは技術もさることながら、ガッツがすごくあると思ってます。そのあたりが彼女の持ち味で、プレースタイルもいつも、頼もしいものを感じながら見てますよ。
国内男子ツアーの開幕戦「SMBCシンガポールオープン」(1月16~19日、シンガポールのセントーサGC)で木下稜介(28)が通算11アンダーで日本勢最高の6位に入って、7月の全英オープンの切符を手にしました。
初メジャーでしょう。よかったですよね。彼は僕に会うとゴルフの質問をしてきてくれたりするので、ちょくちょくしゃべってるんです。