こんなに小さいのに吹き出し口は2カ所。もちろん「ナノイーX」が衣類の隅々までいきわたってくれるので、手軽に脱臭できるのだ。

 たとえば、トレードマークの衣装をほぼ毎日着なければならないのに、そんなに替えを揃えられない若手芸人らには特にオススメ。

 情報番組などでも、役割が与えられたアナウンサーが同じ衣装を着せられる場合や、番組や局のマスコットの着ぐるみなど、臭いに悩まされるケースは少なくない。

 そんなときにも「脱臭ハンガー」同様、「コンパクト脱臭機」は大活躍なのだ。

 ここまでだと、なんだか男性のほうが喜ぶようなモノに思われるかもしれないが、たとえば、これからの時期、活躍頻度が高くなるわりにはクリーニングの機会が少ないストールやマフラー。さらには、それこそクリーニングをしてもらおうと思ったら、料金が嵩(かさ)んでしまうバッグやカバンの内側の臭いをとってくれるのは本当に助かると思う。

 価格も1万円前後と、ちょっとした景品として出すにも、プレゼントとしても最適。流行りモノならぬ「流行るモノ」なのだ。

週刊朝日  2019年11月29日号

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