「キャ~!」というファンの黄色い歓声に包まれたのは、2021年のNHK大河ドラマの主役に抜擢されるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優、吉沢亮(25)。公開中の長編アニメーション映画「空の青さを知る人よ」の完成披露試写会が9月17日、都内で開催され、舞台挨拶に登壇した。
アニメの声優初挑戦にして、18歳と31歳の男性キャラクターの声を演じた吉沢は、「プレッシャーもありましたが、アニメファンとして全力でやらせていただきました」と並々ならぬ思いで挑んだことを語った。タイトルにちなみ、「青かった」と思うエピソードを尋ねられると、「高校時代は、ネクラなグループにいて、いわゆる“リア充”の人の悪口をずっと言ってました」と意外な過去を吐露。
「モテそうなキラキラしたカッコいい男の子のことも『別にカッコよくねーから』とか裏で言ってて(笑)。青いというより黒かった。ドス黒めの青みたいな?」と自虐まじりに告白し、場を沸かせた。
主役を演じる大河ドラマは「青天を衝(つ)け」。ドス黒ならぬ、飛びっきりの青色に向け、突き進め!(構成/本誌・松岡かすみ)
※週刊朝日 2019年10月25日号