ニシキダイニング (撮影/写真部・片山菜緒子)
ニシキダイニング (撮影/写真部・片山菜緒子)
和牛ほほ肉の赤ワイン煮
<br />赤ワインのほか、玉ねぎ、にんじん、セロリなどの野菜と一緒に長時間、肉を煮込んだ店の人気メニュー。奇をてらわず伝統的な調理法で、赤ワインのコクを生かした一品。肉はA4、A5の高級ランクのものを使用するなど、素材も吟味されている。一皿の量が多く、値段もリーズナブル。ランチでの提供はなく、夜のみのメニューとなる。ちなみに店名は、祖父母の代から営んでいた定食喫茶の屋号「ニシキ」に由来する。和牛ほほ肉の赤ワイン煮 2480円(税込み)
<br />【ニシキダイニング】/東京都品川区南大井3-34-6(営)11:30~14:00、18:00~22:00(休)日、土のランチ (撮影/写真部・片山菜緒子)
和牛ほほ肉の赤ワイン煮

赤ワインのほか、玉ねぎ、にんじん、セロリなどの野菜と一緒に長時間、肉を煮込んだ店の人気メニュー。奇をてらわず伝統的な調理法で、赤ワインのコクを生かした一品。肉はA4、A5の高級ランクのものを使用するなど、素材も吟味されている。一皿の量が多く、値段もリーズナブル。ランチでの提供はなく、夜のみのメニューとなる。ちなみに店名は、祖父母の代から営んでいた定食喫茶の屋号「ニシキ」に由来する。和牛ほほ肉の赤ワイン煮 2480円(税込み)

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【ニシキダイニング】/東京都品川区南大井3-34-6(営)11:30~14:00、18:00~22:00(休)日、土のランチ (撮影/写真部・片山菜緒子)

 著名人がその人生において最も記憶に残る食を紹介する連載「人生の晩餐」。今回は、お笑いタレント、俳優のラサール石井さんが紹介する「ニシキダイニング」の「和牛ほほ肉の赤ワイン煮」だ。

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 舞台で演出や出演をしているときは特製ラサールカレーを80人前とか差し入れています。

 そのための一升炊きの炊飯器も買いました。昨年、新橋演舞場で「熱海五郎一座」をやったときは、舞台のあと、毎夜、僕の楽屋が居酒屋状態に(笑)。サバ缶で炊き込みご飯を作ったり、各々が差し入れを持ち寄ったりして、飲み会をするのが日課でした。

 仕事では大勢でワイワイ食べることが多いので、プライベートでは、嫁さんと二人でゆっくり食事するのが楽しみ。ニシキダイニングは、そんなとき、よく利用する店のひとつです。普段使いできるカジュアルなイタリアンですが、味は一流で有名店にひけをとりません。中でも和牛ほほ肉の赤ワイン煮は絶品。じっくり煮込んだ上質な肉は、口の中でとろけるよう。シンプルながら深みのある味で、胃袋をやさしく満たしてくれます。

 嫁さんもこの店が大好き。32歳年下ですが、味の好みは最初から似ていました。夫婦円満には、大事なことですよね。

(取材・文/佐藤裕美)

「ニシキダイニング」東京都品川区南大井3−34−6/営業時間:11:30~14:00、18:00~22:00/定休日:日、土のランチ

週刊朝日  2019年5月24日号