そして8月は、家電量販店のビックカメラをリストアップ。

「家電だけでなく日用品やおもちゃなど、幅広く使えるのが嬉しい。長期保有で優待額が増えるのもありがたいです」(同)

 ちなみに、日本BS放送はビックカメラが親会社で、ビックカメラで使える商品券がもらえる。

 また、クリエイト・レストランツ・ホールディングスは「利用できる店舗数がたくさんあり、高級店からカジュアルまでいろいろなお店で楽しめるのが魅力です。優待額面が500円券なので使いやすい。いつもどこで使うか迷ってしまいます」(同)と利便性の高さが魅力という。

 6、7、8月で、カリスマ優待主婦まる子さんのイチ押し株主優待に輝いたのが、ファミリーレストラン業界の盟主、すかいらーくホールディングスだ。

「自他ともに認める人気の株主優待銘柄です。全国に店舗があり、業態も多種多様。ご家族の皆さんで楽しめます。配当と優待を合わせた利回りも高く、配当、優待とも年に2回あるのも嬉しいポイントです」(同)

 株主優待は株価が右肩上がりであってこそ魅力を発揮するもの。優待内容のチェックとともに、株価の吟味もお忘れなく。

週刊朝日  2019年5月24日号より抜粋