プロゴルファーの丸山茂樹氏は、「マスターズ」が開催されるオーガスタ・ナショナルGCで初めて女子大会が行なわれたことに触れた。
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米PGAツアーの「バレロ・テキサス・オープン」(4月4~7日、米テキサス州サンアントニオのTPCサンアントニオAT&Tオークスコース)で、カナダの27歳、コーリー・コナーズがツアー初優勝を飾りました。
この優勝で驚きなのは、コナーズは主催者推薦選考会(マンデートーナメント)を通過して出場権を得た選手だったんです。奥さんと抱き合って大喜びする気持ちも、ほんとによく分かります。
彼は2017~18年シーズンのフェデックスランキングが130位で、今シーズンは限られた試合にしか出場権を得られなかったんです。それがこの優勝のおかげでフルシード権が手に入ったし、マスターズ(4月11~14日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC)の出場権までゲットしちゃいました!
コナーズは「もうマンデートーナメントに出なくていいんだ! 夢がかなった。月曜日にストレスがたまることはもうないぞ」って言ったそうですね。何ていうか、宝くじに当たったような気分なんでしょう。でも、こんなチャンスを生かせたってのは、何か持ってるんだと思いますよ。ここで、PGAの椅子をしっかりと確保してもらいたいですね。
ほんとに椅子取りゲームなんですよね。125席あるシードという名の椅子をキープできるかどうか。ともかくその順位以内にいられるように。2勝目、3勝目とつかんでほしいと思います。
さて「オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権」(4月3~6日)で日本の18歳、安田祐香さん(兵庫・大手前大1年)が3位に入りました。新しくできた大会で、72人が参加しました。2日間の予選を通過した30人は「夢の舞台」での決勝に臨んだんです。「マスターズ」が開催されるオーガスタ・ナショナルGCですよ!