ゴルファーの丸山茂樹氏が、内田裕也さん、「五輪おじさん」の訃報に思いを語る。
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ロック歌手の内田裕也さんが3月17日に亡くなられました。79歳でした。訃報に接したときは、悲しかったですね。
ある大手芸能プロダクションの社長さんのパーティーをハワイでやったことがあって、僕はそこで初めて裕也さんとご一緒しました。そしたらハワイアンオープンを見に来てくださるようになって。ビックリしましたよね。「ロケンロールな人が、ゴルフになんか興味あるのかなあ」と思って。でも僕が米PGAツアーでやってたころは、ほぼ毎年ハワイで応援してくださいました。
いつもあのまんまの感じで「ロケンロール」って。テレビで映ってる破天荒な振る舞いとはぜんぜん感じが違って、言葉も終始丁寧で「応援してます」なんて言ってくださって。とっても優しい方なんだなという印象でした。
奥さんの樹木希林さんが亡くなられて約半年後ですか。まあやっぱり、そういうのがあるんですかねえ。ガックリしちゃうんですかねえ。希林さんが亡くなられたときに、裕也さんが車いすに乗ってる映像が流れてましたね。2017年に骨折されたんですよね。我々はトシとってくると、けがをするのがよくないですね。けがから体力を失っていって命を落とすって人が結構いると思うんです。車いすに乗っていらっしゃる様子からは、以前の裕也さんと違って元気がないなという感じはあったんですけど。でも歌も歌ってらっしゃいましたし、内臓はぜんぜん健康なのかなと思ってたので、心配してはなかったんですけどね。心からご冥福をお祈りします。
