丸山茂樹氏は、米PGAツアーを欠場したタイガー・ウッズ選手の状態を不安視する。
* * *
約2カ月間過ごしたロサンゼルスの自宅から日本に戻って参りました。
向こうでは日々、自分の体と相談しながらトレーニングを重ねてきました。まぁ、去年よりはゴルフの状態はいいですね、絶対に。でも、年齢も上がってますんでね。毎日打つボールの数を決めてるんですけど、体の疲労がすごいですね。トレーニングしても、体の硬くなるのが早いし。そういう意味では、いろんな闘いがあるなあと思います。
非常にいい感じで打ててはいるんですけど、それをなかなか本番で出せないのがゴルフの難しさですからね。集中力が高まらないとダメだし、久しぶりに人の前でゴルフをしたときにどうなるのか。僕はもう自分自身にそこまでの期待はしてないので、ここまでできるようになっただけでありがたいという気持ちではいるんですけどね。
以前にも触れましたけど4月10、11日の「千葉オープン」(千葉・平川CC)には出ようと思ってます。予選を通過できるかどうか分からないですけど、いつもお世話になってる平川のオーナーである後輩が「先輩、お願いしますよ」って言ってくれたんで。そんな声をかけてくれるのはうれしいですから、頑張っていこうかな、なんて思ってますけどね。
さて、米PGAツアーの「アーノルド・パーマー招待byマスターカード」(3月7~10日、米フロリダ州オーランドのベイヒルクラブ&ロッジ)です。試合3日前に、タイガー・ウッズ(43)が首の痛みを理由に欠場を表明しました。タイガーが過去8回も優勝してる大得意の試合です。「とてもガッカリしている」とのコメントを出してましたね。
月曜日の段階でダメって言うんだから、首が相当に悪いんじゃないかと思っちゃいます。アメリカだからプロアマを休んで試合だけってのもあり得ますからね。そうやってギリギリまで出る方向で動かないってあたりが、相当に悪いからなんじゃないのかなと。