

いやあ、驚きました。米PGAツアーの試合が初めて日本で開催されることになりました。来年の秋からの新規大会「ZOZOチャンピオンシップ」です。
ファッションの通販サイトを運営する株式会社ZOZOが冠スポンサーを務めてくださるとのことで、契約は6年だそうです。賞金総額は975万ドル(約11億円)で、優勝賞金が175万ドル(約2億円)。文句なしの国内史上最高額。すごいですねえ。
世界のトッププロが日本のギャラリーの目の前でプレーしてくれるってことは、ゴルフ人気に火を付ける一つの発火剤になるんじゃないですか。僕らの業界としては、ほんとにありがたいお話ですよね。いま話題の前澤友作社長(43)がゴルフ好きで、手を挙げてくれたんですね。アメリカやヨーロッパへ観戦に出かけることもあるそうです。
前澤さんのコメントで「ゴルフは自分の父と自分の子どもと、3代にわたって一緒にプレーできる。コミュニケーションのツールになる」っていうのがあって、ほんとにありがたい話だなと。僕らもいろんなところでそういう話をさせてもらうものの、メディアを通じて第三者の方に伝わるってことがなかなかないですから。でも、前澤さんみたいな影響力のある人が言うと違う。なるほどな、と思ってくれる人も増えていくんじゃないですか? 初回は千葉での開催ですか、楽しみですね。
さて、国内男子ツアーの「カシオワールドオープン」で、41歳の近藤智弘が2年ぶりに賞金シード復帰を果たしました。腰痛の影響もあってシード落ちしましたけど、最短で戻れたのは大きな自信になったんじゃないでしょうか。この一年で新しく手にしたものがあるんでしょうから、そのへんを生かして、また長期にわたってシードを維持できるようなゴルフをしてもらいたいですよね。
腰痛はね、原因不明のものが非常に多いんですよね。
僕が悩んできた左手親指付け根の慢性亜脱臼もそうで、あらゆる治療を試した末に「モヤモヤ血管治療」に行き着いて。瓶のキャップが回せなかったり、爪が切れなかったりができるようになりました。近藤もそういうのが見つかったんじゃないでしょうか。