放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、パナソニックのヘアドライヤー「『ナノケア』(EH-NA9A)」。
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プロのヘアメイクアップアーティストさんの多くが「やっぱり、いい」「どんどん性能がアップしている」と絶賛しているのが、パナソニックのヘアドライヤー「ナノケア」(EH-NA9A)だ。
CMキャラクターは水原希子。彼女が「まとまらない女」「クセがすごい女」「カタい女」「パサついた女」「せっかちな女」などを好演し、ナノイーイオンで、どんなタイプの女の髪も改善することを表している。
水原希子は、美のミューズであることは間違いないのだが、同年代や下の世代のみならず、上の世代にもアピールできる稀有な存在。コンサバタイプが多かった同社の歴代“きれいなおねえさん”と比較すると、水原希子はモード系のトップにいるような人なのだが、そのオシャレ度の高さが、多くの年代に認められているのだと思う。
以前、美容家電の発表会で彼女のトークを聞いたのだけれど、ただCMに出演しているだけでなく、愛用者として全品を使い込み、新聞記者や美容雑誌のうるさ型(!)ジャーナリストを相手に、自分の言葉で使い勝手や効果を説明していることに驚いたものだ。
そんな水原希子が、美髪をあえて振り乱して、ナノイー効果を訴える動画は、とても評判がいいと聞く。
さて、美容院でプロに髪を乾かしてもらうときと、自宅で自分で乾かすときとでは、なぜ、その仕上がりにこうも差があるのかと思っている女性は多いと思う。