──青学が層の厚さを生んでいる理由はなんだと思いますか。

酒井:青学さんは高校時代に1500メートルでインターハイに出場して、決勝に残っている選手が多いですね。スピード能力のある子たちに大学で持久走を教えていく。1500メートルを走れるのはセンスの良い子たちなので、そこが青学さんの分厚い選手層を作っているところじゃないですかね。東海さんは全国高校駅伝で実績のある選手が多い。うちや駒沢さんはインターハイに行っても予選で敗退とか、インターハイに行ってない子が多いんですよ。

大八木:ちょっとわれわれは時間がかかる。3年、4年くらいでなんとか上がってくる選手がいるんですけど、初めっからポンとくるのがなかなかいないね。その辺がちょっと足りないかな。全日本はわからないと思いますよ。東洋さんが意外と強いから。おれのところはあとちょっと待ってもらいたい。がんばんないと。

酒井:うちは15年に全日本で優勝した後、6番、5番。ここで使った子たちがだんだん力をつけてきたので、優勝を狙いたいですね。

<全文は、週刊朝日MOOK「大学駅伝この1冊でまるわかり」に収録>

週刊朝日  2018年10月12日号

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