成城石井が展開するワインバー「Le Bar a Vin52 AZABU TOKYO」の冷製チーズフォンデュ=同社提供
成城石井が展開するワインバー「Le Bar a Vin52 AZABU TOKYO」の冷製チーズフォンデュ=同社提供
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 猛暑で食欲も落ちがちだが、そんな時にお勧めなのがチーズ料理。冷たいチーズフォンデュや、バーベキューで直接焼く食べ方もあって人気は上昇中だ。栄養満点で夏ばて防止にもなり、「夏こそチーズ」という人が増えている。

 高級スーパーの成城石井が展開するワインバー「Le Bar a Vin52 AZABU TOKYO」では、冷製チーズフォンデュ食べ放題を8月末まで実施している。イタリア産のマスカルポーネとリコッタの2種類のフレッシュチーズに、生クリームを組み合わせたものがベース。レモンで酸味を、アンチョビや青森県産にんにくでこくや味の深みを足している。白ワインやスパークリングワインに合う料理として開発したという。

 チーズフォンデュといえば冬に鍋を囲むイメージだが、氷の入った容器でひんやり楽しむ新しいスタイルも好評だ。成城石井は自宅でも楽しめるように食材を取りそろえ、レシピも公開。女性を中心に幅広い年齢層が利用しているという。

 アウトドア派には、庭先やキャンプ場でのバーベキューで、チーズそのものを焼く食べ方もある。グリルチーズとして人気なのはイタリア産のカチョカバロで、濃厚でこくが深い。焼くと外は香ばしく、中はとろりと溶けておいしい。

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これまでは夏にチーズは敬遠されることもあったが…