――もうアメリカンフットボールやらないということでしたけども、今後の調査でいろいろ明らかになって、関学側とか被害者の方々も許して「もう一度アメリカンフットボールやってくれ」と言われたら、やった方がいいんじゃないんですか?

宮川:今はそのようなことは考えられないです。

――将来的にはどうですか? もう一度、仲間と一緒にアメリカンフットボールやりたいという気持ちはないんですか?

宮川:今のところはないです。

――当日まさに試合の時、整列の時にコーチから「できませんでした、じゃすまされないぞ。わかってるな」と、声をかけられたということですか?

宮川:はい。

――これはコーチからの「念押し」ととらえてよろしいんでしょうか?

宮川:はい。そうだと思います。

――そのコーチは、いつもそういうことを言ってくるような人物なんでしょうか?

宮川:うーん……このような状況がめったにあることではないので、それはわからないです。

――ただ、この声を他にも聞いている選手はいた?

宮川:うーん……整列をしている時なので、隣の選手に聞こえていたかもしれないですけど、はっきり聞こえていたかどうかはわからないです。

――口止めなどの行為を感じられたことは?

宮川:口止めというのはないです。

――この会見自体は、たとえば日大側の本部、運動部、監督、コーチ、どこまで今知りえて、把握されているのでしょうか?

西畠弁護士:それは私の方から。

昨日、事情聴取を大学本部の方で受けた時に、「きわめて近い将来に、事実についてお話をする機会を設けさせていただくつもりでおります」ということは申し上げました。その時点ではまだ会場は決まってなかったですが、昨日の夜の時点で公表いたしましたので、それについては当然ご存じのはずだと考えております。

それから、大学側窓口になっていただいている事務方の方には、会見をひらくということは明確に伝わっています。

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