

放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、『リデン』の「リデン ハイブリッド・シャンプー」について。
【写真】メイクさんおすすめ!においが気にならないシャンプーはこちら
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テレビ局のメイク室には、美容院にあるようなシャンプー台が設置されている。広さにもよるだろうが、たいていの場合は奥まったところに一台あって、時折、往年の女優さんやベテラン歌手のかたが、これまたベテランメイクさんによってシャンプーしてもらっているのを見かける。メイク室の中でも、特別な光景だ。
そして男性タレントがセット前に髪を濡らしたり、シャンプーしたりしているのはメイク室の洗面台。
私がよく見かけるのは、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)で御一緒することが多いガダルカナル・タカさんと、「バイキング」(フジテレビ系)のリハーサルに入る前、「ノンストップ!」(同)出演のためにメイク室を訪れる陣内智則さんだ。タカさんは上半身裸になって金髪ヘアを自らシャンプー。陣内さんも、かなり長い間、洗面台で屈んでいて、髪をビショビショにした状態でメイクさんの前に座るのだ。
「私たちも、あれができたら、どんなに気持ちいいか」と女子アナたちが話しているのを聞いたことがあるが、だからといって例のシャンプー台はハードルが高い。加えてシャンプー剤に強いこだわりをもっていることも、「シャンプーは自宅で」という理由だろう。
そんな話をしている中、男性タレントに好評なシャンプーがあるとメイクさんから聞いた。ドラッグストアやバラエティーショップなどで扱いがあるメンズヘアケアブランド『REDEN(リデン)』の「REDEN HYBRID SHAMPOO」だ。
男性向けシャンプーというと薄毛を始めとする“コンプレックス訴求”の商品が多いものだ。が、女性がズバリの効能を表記したダイエット関連商品や便秘薬に手を伸ばしづらいのと同じで、男性も「気になるけれど買いづらい」という経験のある人が多いそうだ。顔バレしているタレントなら余計だろう。
その点、「REDEN」は見た目がスタイリッシュなのに、15種類の天然由来成分を採用した次世代型。「スカルプケア」「男性臭ケア」「エイジングケア」に効果的なのだという。
さらに、シャンプーにトリートメント成分を配合した2in1タイプで、センブリエキスやオタネニンジン根エキスなど、毛髪や頭皮を考えたこだわりの処方。ウッディムスクの香りで洗髪から時間が経っても洗い立てのような香りが続くし、「至近距離でも頭皮のにおいが気にならないからヒナ壇で女性と隣り合わせになっても大丈夫」とメイクさん。確かにオススメだ。
※週刊朝日 2018年4月6日号