平昌五輪閉幕から1週間が経過しても、羽生結弦フィーバーは関連する商品などへ広がり、なお続く。
【写真】この表情にファン悲鳴!エキシビションでの天使すぎる羽生
金メダルを決めた2月17日のフリープログラム「SEIMEI」。陰陽師・安倍晴明をイメージした楽曲は、2001年と03年に公開された映画「陰陽師」「陰陽師II」のサウンドトラックに収録された7曲から構成されたもの。
15年に「オリジナル・サウンドトラック『陰陽師』コンプリート」として発売されたサントラが、発売から3年目となる今、あらためて大きな注目を集めている。CD公式サイトへのアクセス数は通常の約300倍にも増えたという。
「2月19日から26日までの追加オーダー数が、約5千枚となりました」
その前週までは週に一桁台の注文だったと、サントラを発売するソニーミュージック・ダイレクトのプロモーション部。
「ダウンロード(DL)数も、12日から16日までが約100DLだったのが、17日から26日までで約8千DLを記録しています」(ソニーミュージック・ダイレクト プロモーション部)
かつて羽生選手が使用したことがきっかけとなって、プリンス&ザ・レボリューションの「レッツ・ゴー・クレイジー」が収録されたCDの売り上げが急上昇したこともあった。羽生が舞えばCDが売れる現象は今回も健在だ。
日本郵便が平昌五輪のメダル獲得を記念して発行する、82円切手5枚つづりのシート「平昌2018冬季オリンピック日本代表選手 メダリスト公式フレーム切手」は、日本人選手がメダルを獲得するたびに切手を発行するシステム。日本郵便のサイトで購入が可能だが、羽生選手と宇野昌磨選手の五輪での活躍場面が印刷された切手シートが発売された19日には、
「アクセス集中により一時的につながりにくくなる状態となってしまいました」
と、日本郵便広報室。サーバーもダウンさせる羽生効果。東京中央郵便局など、窓口での販売を行った一部の郵便局にも19日には長蛇の列ができ、窓口販売ぶん1千シート(東京中央局)は、あっという間に完売した。