変わり種は、ユーチューバーになって一獲千金を狙う72歳無職男性。ダンスや歌のレッスンに余念がないそうだ。

■感謝の思い

 知人の別れの場で、「ここまでやってこられたのも女房のおかげだ」と聞くにつけ、「妻に『ありがとう』と言葉で伝えていきたい」と語るのは酒造会社社長の男性(47)。仕事柄、会話の大半が指示や自身の判断の説明に終始し、家庭内で「聞く」ことが少ないと反省し始めた男性公務員(57)は「かけがえのない妻や子どものことを知っておかないと人生の大損になるかもしれない」と悟っている。(本誌・大崎百紀)

週刊朝日 2018年2月9日号より抜粋