風呂の設定温度は冬は41度、夏は38度。温度より大事なのは、ふたを開けて湯をはることだという。寒い浴室への移動で、温度差による心臓への負担を避けるためだ。
高良眼科医院の高良由紀子医師のストレス発散は「語学勉強」とユニークだ。仏、英、中国の3カ国語を話すが、外国人と話をしていると、日本語で悩んでいることを忘れるという。
「愚痴をこぼしたいとき、仏語で考えても、その言葉がないことがあるんです。負の感情もそれで遮断されます」
3カ国語の勉強に毎日約2時間あてるが、酒席の誘いに乗らない口実にもなる。
「語学を勉強しているから、と断っています。お酒は突然弱くなります。弱くなっても飲み続けるから体が悪くなっていくのでは」
医師としてのキャリアを20年以上積み、46歳で落語家となった立川らく朝師匠。かつて、A4のノートにびっしりと計測した血圧の数値を記した患者がいた。