官邸の意向に従い続ければ良いことが待っている。そう思わされたのが、7月5日付で財務省理財局長から国税庁長官に就いた佐川宣寿氏(59)の昇格だった。財務省は既定の「順当人事」とアピールするが、与野党から批判が出ている。納税者からも反発の声が上がっていて、消費増税に向け世論の理解を得るのにマイナス材料となりそうだ。

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