「個人の生き方ですから、どちらがいいとかはないんですよ。子供をじっくり育てるということも非常に価値の高いことです」
だが、子供が3歳になるまでは育児に専念すべきだという「3歳児神話」にとらわれるのは誤りだという。
「母親が働きたいのに働けないと、その満たされないストレスを子供にぶつけてしまう。その場合、子供と一緒にいる時間が長ければ長いほど、子供への攻撃や否定の言葉を投げつける機会が増えてしまうのです」(親野氏)
そうならないためにも「堀北さんは自分の決断を信じて、わが子との生活を十分にエンジョイしてもらいたいですね」(同)。
堀北が好きな言葉は「無功徳」。無償の家族愛を選んだと信じたい。
※週刊朝日 2017年3月17日号