自称“世界一の目立ちたがり屋”の最大の武器はタックル。エロカッコよく金メダルを獲りたい、と話す高谷は、俳優・斎藤工を意識してパーマをかけた五輪仕様の髪形でリオ入り。前髪を横に流したレスラーらしからぬ髪形で、男子レスリングの盛り上げを狙う。スイーツ好きでも有名で、休みの日には2、3時間並んででも好物を食すことがあるというが、その執念で金を掴めるか。ちなみに、高谷はこの秋から所属のALSOKのCMに出ることが決まっているというからこちらも要チェックだ。
競泳背泳ぎの入江陵介(26)=イトマン東進=も相変わらずの人気。おでこにペットボトルを載せたまま泳ぐ練習でも知られるが、ついに女子のトップ選手もこの練習を取り入れ始めた。さてはこれもイケメンの影響力か。
もちろん、競泳では8月7日未明(日本時間)に400メートル個人メドレーで先陣を切る萩野公介(21)=東洋大=と、瀬戸大也(22)=早稲田大=の同級生コンビにも注目が集まる。
200、400メートル個人メドレーに加え、200メートル自由形などに出場する萩野は、過去の大会に比べると種目を絞ってきた印象があるが、それはメダル奪取を意識した証しだろう。一方の瀬戸は得意の200メートルバタフライでも金メダル候補の一人。前回のロンドン五輪では戦後最多11のメダルを獲得した日本競泳だが、金はなかっただけに、そのリベンジをリオで狙う。
※週刊朝日 2016年8月12日号より抜粋