活躍が期待される南野拓実 (c)朝日新聞社
活躍が期待される南野拓実 (c)朝日新聞社
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 手倉森誠監督が率いる、リオデジャネイロ五輪サッカー日本代表。精鋭ぞろいのメンバーの中でも、プレーはもとより端正な顔立ちでも注目される選手がいる。

 まずは、オーストリア1部ザルツブルク所属のMF南野拓実(21)。終了した今季の同国リーグ戦では計32試合に出場し、10得点の活躍でチームのリーグ優勝に貢献した。インターネットで検索すると「イケメン過ぎる若き天才」やら「髪形かっこいい」やらと、並ぶのは遠慮のない褒め言葉ばかり。
 
 その容姿で、10代のころからひと際注目を集めてきた南野だが、3人まで起用可能なオーバーエージを除く23歳以下という年齢制限のあるサッカー五輪チームのなかでは、経験も随一。すでにヨーロッパのクラブに所属し、A代表にもデビューしているだけでなく、ユース世代から年代別の代表チームでエースとして活躍してきた。リオ五輪でも、得意のキレのあるドリブルからの仕掛けは日本の攻撃のアクセントとして期待される。

 南野本人はデビュー以来、サッカー選手というよりもアイドル的に扱われることが多かったためか、自身に関する新聞や雑誌の記事はほとんど目にしないというが、リオ五輪で活躍すれば今度こそ“本業”で多くの記事が書かれるはずだ。

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