テレビ朝日アナウンサーの坪井直樹さんと同局元アナウンサーの高橋真紀子さんの夫妻。ふたりが出会った時は職場の先輩・後輩の関係だった。だが、番組が同じになることもなく、お互い特に意識することもなかったという。そんな二人が急接近したきっかけは、彼女にあこがれたプロ野球選手が、夫に紹介を頼んだことだった。
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夫:彼女は入社2年目で昼のワイドショーに出るようになって。僕は夜のニュースでスポーツキャスターをしてたんです。で、仲良くなったプロ野球選手から「高橋さんていいですよね。今度紹介してくださいよ」って頼まれて。それで初めて個人的に彼女に声をかけて、食事をセッティングしたんです。
妻:その方と彼と私と、3人で出かけたのよね。
夫:僕も仕事以外の彼女を見るのは初めてでした。よく気が付くし、話は面白いし、ああ、魅力的な人だな、と。話し方がストレートで、思ったことがそのまんま出るタイプなんです。
妻:天然ボケらしいです。
夫:ボケてる、というよりも、飾らないんですよね。それで、ああ、いいなあと。でも、僕は彼女を紹介する立場でしたから……。
妻:でもその後、その方から特にアプローチはなくて。それきりでしたよ。
夫:実は、今だから言いますけど、もうその時点で僕はすっかり彼女のことが気になっていたんですよ。で、取材で彼に会うたびに「マッキー(真紀子さんの愛称)、元気にしてますか? また一緒にご飯、行きましょうよ」なんて言われるんだけど、「うーん、仕事が忙しいみたいなんだよね」なんてはぐらかして。
妻:それじゃ全然、取り持ててないじゃないの!
夫:でも、僕もすぐ彼女にアプローチしたわけじゃないですよ。しばらくたって、「スーパーJチャンネル」っていう夕方の情報番組が始まって、そこで初めて共演することになったんです。