東大卒業後、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券、ゴールドマン・サックス証券を経て、1999年、ネット証券の草分けとなるマネックス証券を設立した松本大さん。英語はネイティブ並みかと思いきや、カタカナ英語だという。作家・林真理子さんとの対談で明らかに。
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林:何人で始めたんですか。
松本:4人でした。
林:それが倍々ゲームでどんどん増えていって……。
松本:今、千人ちょっとです。
林:香港にもあるし、アメリカにもあるんでしょう?
松本:アメリカのほうが大きくて、700人ぐらい。
林:買収したんですよね。何年か前にお会いしたとき、「きのうアメリカで会社を300億で買ってきちゃった」とおっしゃってて、「ひぇ~、すごーい!」と思いましたよ。
松本:ああ、ありましたね。
林:「なんでこんな若い人が何気に300億で買えちゃうわけ?」と。
松本:「何気に」じゃないですけどね(笑)。
林:しかも松本さん、英語はネイティブ並みだろうと思ったら、カタカナ英語なんですって?