「女子アナランキング」は数多くあれど、男性目線のものばかり。カワイイ、セクシーだけじゃなく、女性にも認められるアナウンサーを探るため、本誌は北海道から沖縄まで、40代以上の女性500人に調査を敢行した。
圧倒的な票数で1位に輝いたのは、日本テレビの水卜麻美アナ(27)。慶応大学文学部を卒業後、2010年に日テレに入社した5年目のアナだが、その名前が広く知られるようになったのは、お昼の情報番組「ヒルナンデス!」での“食べっぷり”だろう。公式HPで「(趣味は)おいしい食べ物を探すこと。肉料理と、甘いものが大好き」と書くほどの“食いしん坊”で、番組のグルメリポートで見せる豪快な食べっぷりと至福の表情は、従来の「女子アナ像」を見事に覆した。
「気取ったアナウンサーが多いなか、彼女は素のままでモリモリと食べていて気持ちがいい」(64歳)
「ぽっちゃりしており雰囲気も柔らかいのでなごみます」(40歳)
ややぽっちゃりした健康的なスタイルで見事な食べっぷりを披露する独特のキャラに多くの票が集まった。一方、仕事に対する姿勢を評価する声も多い。
「仕事に関して完璧主義者で真面目」(47歳)
「ニュースなどを読むときはよどみなくきっちりと仕事をこなす」(64歳)
癒やし系のキャラながらアナウンサーの実力も備えているところが、幅広い支持につながったようだ。
今年春からテレビ東京の看板番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」のキャスターに抜擢された大江麻理子アナ(35)が2位。01年入社の大江アナは、政治番組やニュースから「モヤモヤさまぁ~ず2」など“ゆるい”バラエティー番組までこなす実力派だが、昨年から1年間はニューヨーク支局に赴任して海外取材を経験。報道記者としての実績を積んだ上で、満を持して「WBS」のキャスター就任となった。