我が子を感染させてなるものか。
そのためにはまず我が身を守らなければならない。
なるべく公共交通機関を使わず、ママチャリを活用している。
今日は土曜日。
仕事のない土曜日はいつもちびとお出掛けするが、何となく外出する気になれず、家でダンボールハウスを作って遊んだ。
最近の我が家のブームの一つ。
ちなみにもう一つは、きのこ栽培。
しいたけ栽培が衝撃的に楽しかったので、第二弾として、今度はエリンギ栽培をしているところだ。
ダンボールハウスは、大小いろいろあるが、今日はちびが入れるくらいの大きなものを作った。
色を塗って仕上げればなかなか様になる出来栄え。
喜んで遊んでくれる。
「いっちょにやる!」
と言うちびと一緒にカッターを握ってダンボールをカットし、絵の具まみれになりながら色を塗り。
ついつい我々の方が夢中になってしまう。
荷物が届くたびに、「ダンボール畳んで捨てるのめんどくさ」から、「おお、どんな家つくろうかな」と思考が変わったのは収穫だった。
一つのウイルスの蔓延でこんなにバランスを崩してしまう、そんな危うい調和の上に「普通」の日常は成り立っている。
一歩足を踏み出した先が崖崩れを起こすかもしれない。
震災の時に感じた日常の不安定さを、この数日思い出した。
あの頃と違うのは、日々確実に育っているちびの存在がそばにあることだ。
どんな天変地異が起きようとも、我が子を、家族を守らなくちゃいけない。
そこには「収入を得る」ことも含まれる。
考えてみればコロナは健康だけじゃなく、色んなものを奪っていくな。
子供たちから「卒業式」をも奪って行ったよ。
エリンギが立派に育つ頃、どうかパンデミックが終焉していますように。
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