タレントの中居正広(47)が2月21日、東京都内で記者会見を開き、ジャニーズ事務所を退所して独立することを発表した。会見(1)と(2)に引き続き、会見の一問一答を掲載する。
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――退所するにあたり、ジャニー喜多川さんへの思いは。
「僕の世代というのは、厳しいというか怖い存在の人でした。色々なことも教えてもらいましたし、人間的にもショーをするにあたっても、教えてもらったなぁと思います。一人前、と言っていいのか、一歩階段を上がるとパッと急にそのタレントから引いてしまうんです。だから、大人になっていくとジャニーさんと会う機会もなくなったりしていて。
あ、とっておきのエピソードをお話しましょうか。これ、初なんですけど、いいですよねこれ?いいかな。やめよっかな。やめたほうがいい?じゃあねぇ、今日はやっぱり、僕こういうの(会見)初めてじゃないですか。会見の成功が何なのか、理想が何とかわからない。だから出たとこ勝負なところがあって」
神頼みやゲン担ぎをするほうじゃないんですけど、これはなかなかですよ。これ、ポッケに忍ばせてきました。ジャニーさんの骨です。当時、滝沢くんに、僕行けなかったんで、『骨かっぱらってきて』と言ったら、滝沢がかっぱらってきてくれました。もうちょっと大きいやつに入っていて、ぽっけに入らないんで、この小さいケースを買って、家にあった骨をここに。入れ物は瓶」
――透明な瓶
「そうそう」
――遺骨の一片が
「そう。どっかで、これ!と思ってポッケに入れたんですけど、今の会見を振り返るとまだ力をくれていない感じがします。これはいい感じではないですか。2分くらい持ちましたよね?
僕でも、っていうとあれですけど、どうなるかわからないじゃないですか。滝沢もかっぱらっていたらしいですよ。もうちょっと大きいというか、うちのパパの隣にあります。(遺骨は)初めて出しました。大きい入れ物の中から、ケースだけ買って(入れました)」
――やっぱり気持ちは違いますか
「うーん、なんだろう。でもなんか、やっぱり思ったんじゃないですか?『おい頼むよ~』みたいな。でも、まだ感じていないですけど」