ジャイアント馬場、アントニオ猪木などのビッグネームのみでなく、レスラーの数だけ名入場シーン(もしくは迷入場)が存在する。入場から試合は始まっており、それはプロレスの大きな魅力でもある。そして入場を楽しみ、後世まで語り合えるのもプロレスの素晴らしさ。これは他競技にはないプロレス・ファンのみの特権である。(文・山岡則夫)

●プロフィール
山岡則夫
1972年島根県出身。千葉大学卒業後、アパレル会社勤務などを経て01年にInnings,Co.を設立、雑誌『Ballpark Time!』を発刊。現在はBallparkレーベルとして様々な書籍、雑誌を企画、編集・製作するほか、多くの雑誌、書籍やホームページ等に寄稿している。Ballpark Time!オフィシャルページにて取材日記を不定期に更新中。現在の肩書きはスポーツスペクテイター。

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