加えて、今大会は日本代表の試合でのパフォーマンスだけではなく、ラグビーが本来待つスポーツマンシップにも焦点が当てられた。試合後にお互いを健闘しあう姿などはファンに感動を与え、日本人がよりラグビーに興味を持つキッカケにもなった。
それはグラウンド上だけではなく、ファン同士も一緒だったようで、試合後に日本代表と南アフリカ代表のファンがユニフォームを交換するシーンもハイライト映像などとともににアップロードされていた。
その動画に対しては「互いのチームのファンからの素晴らしいリスペクト」といったものや、「これがスポーツマンシップ。これが疑いの余地のないラグビーの姿だ」「この試合のベストのハイライトだね」といったコメントが書き込まれていた。
残念ながら日本代表は敗退となってしまったが、日本で開催のワールドカップはまだ終わらない。ベスト4に残った南アフリカ、ニュージーランド、ウェールズ、イングランドの戦いを、ホスト国の国民として可能な限り盛り上げられれば、さらに今大会が素晴らしいものとなるだろう。