■石原さとみ(2019年、東京ドーム)
女優の石原さとみは、プロ野球OBたちによる「サントリードリームマッチ2019」で6年連続の始球式を務めている。石原はこれまでの同試合の始球式で、村田兆治の「マサカリ投法」や野茂英雄の「トルネード投法」、元ロッテ・渡辺俊介に代表されるサブマリン投法、三浦大輔氏の「2段モーション」など、ビッグネームたちの投球フォームに挑戦している。今年7月の試合では、日米で活躍した岡島秀樹の「ノールック投法」を披露した。始球式後、指導を受けた岡島とハグした石原。スタンドからは、「岡島がうらやましい」などとねたむ男たちの声があがっていたとか。
始球式を盛り上げるのは、何も「かわいさ」だけではない。ここからはプロ選手も驚く速球を披露して球場を沸かせた芸能人たちを非公式だが、翌日のスポーツ紙などの情報をもとに、ランキング形式で紹介したい。
■第3位:関口メンディー 133キロ(2018年、東京ドーム)
ダンスボーカルグループの「EXILE」と「GENERATIONS」のメンバー、関口メンディーがランクイン。6歳のころから野球を始め、中学時代には硬式野球のクラブチームに所属し、スポーツクラスを作ると勧誘され、郁文館(東京)の野球部に入部したほどの実力者。メンディーはバラエティー番組でもたびたび身体能力の高さをみせており、始球式ではセットポジションから真ん中高めに133キロと力のある直球を投げ込んだ。
■第2位:樽美酒研二 135キロ(2018年、メットライフドーム)
歌手グループ・ゴールデンボンバーのパフォーマー、樽美酒研二が、まさに「ダルビッシュ有」をほうふつとさせる速球を記録した。樽美酒は高校に野球推薦で入学。四番でショートを任されるなど、打力・守備力ともに高い能力の持ち主だ。
■第1位:間宮祥太朗 139キロ(2019年、阪神甲子園球場)
芸能人として最速の139キロをマークしたのは、若手俳優の間宮祥太朗。幼いころからファンだという阪神のユニフォーム姿で登板し、右オーバースローから速球を繰り出した。小学1年から中学3年まで野球をしていたといい、始球式での登板が決まってからは、仕事の合間に投球練習を続けて肩をつくった。ずっと野球を続けていたら、どこまで球速は伸びていたのだろうか。