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梅雨が明けて夏本番。お笑い芸人のカンニング竹山さんは「もっと海で遊びませんか」とすすめる。その理由とは?
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最近、目の前に海があるのにホテルのプールに入る人が多いでしょ。ブームか何か知らないけど、あれがとっても疑問なんですよね。僕は小さいころから完全に海好きだから、それなら海に行けよ!って思うんです。子どもが小さかったりすると、安全で汚れないってことがあるのかな。でも子どもだからこそ、海に入った方が良いんじゃないかと思うんです。
僕は小さいころ肌が弱かったから、海に入れられて、痛いところにわざと海水をかけられたりして、今思うと何の根拠も無いし、効いていたのか効いていなかったわからないけど、あのウソっぽい海の"治療"でさえ良い思い出なんですよね。「海で洗えばなんとかなる」って言われていたことも、海の砂で城をつくって遊んだのも、海の家で800円とかそこそこ高いカレーやラーメンを食べたりするのも、日本の海の文化だったりするからそういうことも含めて子どもたちに体験させてあげたいなと思いますね。
僕ら夫婦は子どもがいないけど、知り合いの子ども2、3人を毎年海とかキャンプに連れて行っているんですが、みんな中学3年になって受験生なんですよね。だから今年は行かないって言われ、僕も「勉強しろ」って言っています。
子どもの年齢によっても、家庭によっても夏休みの勉強やら親の仕事の都合やらいろいろあると思うけど、夏休みは海とかで子どもをうんと遊ばせてほしいなと思いますね。数日、外にいるだけで顔がちょっと変わるというか、大人っぽくなるのが他人の僕でもわかるので。
親だと24時間ずっと面倒を見て、遊びにもずっと付き合わないといけないと思うけど、僕はガキと遊んだら途中で自分が飽きて「なげーなその遊び」ってなる(笑)。だから、大きくなってきたら遊びやすくなりましたね。一緒に釣りに行ったり、キャンプに行ったり、別にやりたいことがあったら勝手にやってろっても言えるから。