TVウオッチャーの中村裕一氏は今回の騒動を次のように分析する。
「これまでに数え切れないほどたくさんの芸人やタレントを育て上げてきた、ロケバラエティーの元祖とも言える人気長寿番組ならではのトラブルだと言えます。小枝師匠は童顔で年齢不詳に見えますが、実は明石家さんまと同期の64歳。自分が支えてきた自負のある大好きな番組の変化を目の当たりにして、ひとこと苦言を呈したくなったのもわかります。しかし、そこで現役の探偵陣が萎縮してしまってはナイトスクープらしくありません。また、あまりのマジレスぶりに、半分シャレのつもりで喝を入れたかった小枝師匠も困惑しているのではないでしょうか。番組としてはせっかくレジェンド探偵が良い“フリ”をしてくれたのですから、むげに老害扱いなどせず、珠玉の“依頼”として昇華して見事なオチをつけてくれることに期待したいですね」
果たして今回のこの騒動、小枝師匠得意の“小ネタ集”として笑いに昇華する日は来るのか? 西田局長の感動の涙が観られるような結末を期待したい。(藤原三星)