特に子どもに関することはいろんな考えがあって難しいですよね。いろんな人と話すと、実子へのこだわりは人によっても、男女でも違うんだろうなと感じます。例えば、僕は養子をもらうとか、仮に経済的な理由で親戚の子を育てることになったとしても全然OKだと思っていて、そいつが困っているなら人間として育てたいと思う。でも仲間と話していると、「自分のお腹を痛めて産んだ子じゃないと覚悟を持つのは難しい」と言う女性もいたりして、もしかしたら男性にはわからないような産むことへのこだわりみたいなものがあるのかなと思うこともありました。そういう男女の違いもあって、もちろん年齢によっても違うだろうし、この問題は簡単には片付けられないんだなと思いましたね。

 跡継ぎのために本妻と2号さんがいるってことも昭和の時代まではあったわけです。女性の人権は?ってことになるけど、中には「あなたの子が産めれば」って納得している人もいたかもしれない。旦那がどっちの家族もちゃんと食わせていて、豊臣秀吉の正室のねねみたいに本妻も認めていたら、それって外野が批判できるんだろうか。いまは罪に問われるかもしれないけど、根本的には当事者だけの問題なんじゃないかと思っています。

暮らしとモノ班 for promotion
大人向けになった!「プラレール リアルクラス」は飾って良し、走らせて良しの再現度にときめく