この日はまず1時間設置してみたが…開始わずか15分でオービスから赤いフラッシュが。制限速度50キロのところを、なんと100キロオーバーで走る車の姿を捉えた。その後も取材班はスピード違反車の驚きの行動を目にすることになった―。
警視庁では、今後都内の道路または首都高速などでこうした<“移動式”オービス>を設置していきたいとしている。
元々<“移動式”オービス>は2013年頃、生活道路などでの危険性が高い事から警察庁が「速度取り締まりは、通学路などの生活道路を重視する」という指針が示されたことに端を発し、その取り締まり方法が模索され、どこにでも動かせて、場所もとらないものとして誕生した。
速度違反は論外だが「ここではスピードが出せるだろう」、と油断していると突然フラッシュを浴び、自宅に通知書が届くという痛い目にあうことがあるかもしれない。(フジテレビ「実録!金の事件簿」取材班)