学校ネット株式会社提供
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 普段はパソコンやスマートフォン(スマホ)に頼り切りで、いざという時に漢字が書けなかった、という経験はないだろうか。大の大人が書いた会議のメモがカタカナ・ひらがなだらけなんて、いかがなものか。だからといって今更漢字ドリル……? と、その前にこんなアプリはいかがだろうか。 

 学校ネット(東京都渋谷区)が提供するアプリ「漢字検定・漢検漢字トレーニング」(iOS/Android対応・無料)は、漢字の知識や理解を測る「漢字能力検定」(以下「漢検」、日本漢字能力検定協会主催)の6級から2級までの範囲で出題される漢字について学べるアプリだ。

 このアプリでは、小学5年生レベルの6級から、高校卒業レベルの2級までの6階級で取り上げられる漢字1494字の「読み」や「書き取り」の問題に挑戦できるほか、漢字の読み方や書き順、画数、熟語を確認できる。

 「書き取り」問題の入力システムには、パナソニックが開発した手書き文字認識モジュール「楽ひら」を採用しているのが特徴で、スマホの画面に指で漢字を書いて回答できる。答えが合っていれば丸印が表示される。分からない時は、「答え」ボタンを押して、解答や書き順を確認できる。

 また、「漢字の読み」に関する出題では、画面に配置されたひらがなを1文字ずつタップして答えを入力していく。

 学校ネットは、2年ほど前に提供した「漢字の読み」に特化したアプリが好評だったため、今度は「漢字を書く」アプリを世に出そうと、このアプリを開発した。ユーザーに目標を持って楽しく続けてほしいとの思いから、漢検の級ごとに、5問1セットの練習問題と10問1セットの実力テストで構成にしたという。

 また、同じ練習問題で全問正解するごとに、問題一覧画面に表示されるマークがグレードアップするというように、アプリを繰り返し楽しめる工夫も施されている。さらに、全2992問題に正解すると、画面に「あるもの」が表示される特典もあるという。

 「漢検」の受験を考えている人にはもちろん、手書きで文字を書く際に、それが正しいかどうか不安になることがある人にもお薦めのこのアプリ。「普段はパソコンやスマホで変換しているから大丈夫!」という人こそ、試してもらいたいアプリだ。