調律に“我”は入れず、楽器の成長を見守りたい ピアノ調律師・越智晃<現代の肖像>

2021/08/31 08:00

 ピアノ調律師、越智晃。2010年、ショパン国際ピアノコンクールで、越智晃はファツィオリの調律師を務めた。そのピアノを弾いた2人が入賞。新興のピアノメーカーであるファツィオリの新規参入は難しい中、ピアノにとっていい音を作りたいと心血を注いできた。ピアノをめぐる業界も、中国が勢いをのばしたり変わろうとしている。けれども、最高の音を作る越智の情熱は変わらない。

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