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副反応はインフルワクチンの10倍でも米CDCが指摘 「メリットの方が大きい」理由

世界各国で、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっている。1月16日、インド・ニューデリーで (c)朝日新聞社

世界各国で、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっている。1月16日、インド・ニューデリーで (c)朝日新聞社

 すでに世界で3千万人超に行われたワクチン接種。副反応の発生頻度やその対処法がわかってきた。AERA 2021年1月25日号から。

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 菅義偉首相は1月4日、2月下旬までにワクチン接種を開始すべく準備していると述べた。

 政府は3種類のワクチンを輸入する計画だ。まず入ってくるのが米ファイザー社と独ビオンテック社が開発したワクチン。昨年12月中旬にファイザー社が厚生労働省に承認申請をした時点では、国内の治験データがまとまるのが2月の予定で、接種開始は早くても3月とみられていた。だが、4日の会見で、首相はファイザー社に今月中に治験データをまとめてほしいと強く要望したと説明した。

 その他に輸入するのは米モデルナ社と米国立保健研究所が開発したワクチンと、英アストラゼネカ社と英オックスフォード大が開発したワクチンで、3種類とも数週間の間をあけて2回の接種が必要とされている。ファイザー社以外は承認に必要な国内の治験がまだ終わっていない。

 接種はまず医療従事者や保健所の職員ら患者と接する可能性の高い人、高齢者など重症化リスクの高い人を優先して行われる。どのワクチンの治験も現時点では小児のデータが限られるため、当面は16歳以上が対象となる見通しだ。

 ファイザー社のワクチン接種を2月下旬に始められたとしても、国際的にみれば遅い開始になる。世界保健機関(WHO)によると、1月8日現在、すでに42カ国が接種を始めた。

 オックスフォード大の研究者らによる「Our World in Data」によると、1月13日現在、世界ではすでに3257万人が接種を受けた。最も多いのは米国で1028万人。次いで中国の1千万人、英国の307万人、イスラエルの205万人、アラブ首長国連邦の139万人、イタリアの89万人、ロシアの80万人と続く。


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