しいたけ.さん「アイデンティティーはいくつあってもいい」 その“増やし方”とは… (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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しいたけ.さん「アイデンティティーはいくつあってもいい」 その“増やし方”とは…

連載「午後3時のしいたけ.相談室」

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しいたけ./占師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究しながら、占いを学問として勉強。「VOGUE GIRL」での連載「WEEKLY! しいたけ占い」でも人気

しいたけ./占師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究しながら、占いを学問として勉強。「VOGUE GIRL」での連載「WEEKLY! しいたけ占い」でも人気

※写真はイメージ(gettyimages)

※写真はイメージ(gettyimages)

 AERAの連載「午後3時のしいたけ.相談室」では、話題の占師であり作家のしいたけ.さんが読者からの相談に回答。しいたけ.さんの独特な語り口でアドバイスをお届けします。

*  *  *
Q:昔から、よく気がつく人や優しい人が大変な思いをするのを見るのがとてもストレスで、嫌なことを自分が引き受けます。とはいえ「また損な役回りを選んでしまった」と後悔したり、勝手に傷ついたりして、どうしたいのかわかりません。正直者が馬鹿を見る状況を、どのような心持ちで消化すればよいでしょうか。(女性/会社員/42歳/ふたご座)

A:お悩み相談という仕事をさせてもらうようになって、感じていることがあります。それは、人って、やっぱり自分のアイデンティティーを変えなきゃいけないときがあるんだな、ということ。

 それがいつかというと、実は、大きな悩みを抱えているときだったりするのです。「自分が変わらないとそれ以上先に進めない」。時期は違っても、どの人にも平等にそういう時期が訪れます。

 人はそれぞれキャラがありますが、例えば「暗くて人付き合いは苦手だから飲み会には絶対行かない」という人も、どうしても飲み会に行かなきゃいけない環境が出てきたりする。悩みを割とすぐ乗り越えちゃう人は「こうしてみたら?」という声にほいほい乗っちゃう人でもあるのです。

 そして、苦しいかもしれないけどあなたもアイデンティティーを変える時期が来ているように思います。

 アイデンティティーには僕なりの定義があります。それは「不安定になったときに帰れる場所」。例えば就職や転職をすると、1カ月ぐらいでついていけなくなる瞬間が出てきたりする。「本当にこの業務私にこなせるのかな」と不安になったときに帰る場所は「でも私は子どもの頃あれだけ必死でピアノの練習をした」とか「運動部で毎朝早起きして頑張った」。その帰る場所こそがアイデンティティーです。まずはそれをちゃんと誇りにしてほしいのです。


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