「悪条件の園に預けてまで職場復帰したくない」 受け皿が増えても保活がラクにならない理由 (3/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「悪条件の園に預けてまで職場復帰したくない」 受け皿が増えても保活がラクにならない理由

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宮本さおり,大楽眞衣子AERA#出産と子育て
※写真はイメージ(gettyimages)

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「保育園を考える親の会」代表の普光院亜紀さんはこう語る。

「わが子を預けるわけですから、施設長の人柄や子どもに優しく関わっているか、ベテランの先生がいるかなど、人を見る保護者は多いです」

 そもそも保育士の心の余裕は職員数とも関係がある。国が定めた職員の配置基準は世界的に見ても非常に低く、各自治体の裁量で人員を増やしているところは多い。ところが財政が逼迫して人員の削減を検討する自治体も出てきている。普光院さんは言う。

「保育士の処遇や配置基準の改善はずっと言われてきたこと。保育の質を高めることこそ、無償化より優先すべきだったのではないでしょうか。ただ親を働かせることよりも、子どものための保育を第一に考えてほしい」

(フリーランス記者・宮本さおり、大楽眞衣子)

AERA 2019年12月23日号より抜粋


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