東京23区でも土砂崩れ? 中古マンションで見落としがちな3視点 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

東京23区でも土砂崩れ? 中古マンションで見落としがちな3視点

AERA
災害への備えも物件選びのカギになる。東京都内にある高層マンションの防災倉庫には車いすや、運河の水を浄化する機器も備えられている (c)朝日新聞社

災害への備えも物件選びのカギになる。東京都内にある高層マンションの防災倉庫には車いすや、運河の水を浄化する機器も備えられている (c)朝日新聞社

五つの災害に負けない物件の選び方(AERA 2018年10月22日号より)

五つの災害に負けない物件の選び方(AERA 2018年10月22日号より)

●土砂災害

 国交省によると、18年7月の西日本豪雨の土砂崩れで亡くなった人の約9割が、「土砂災害警戒区域」など危険とされた区域にいたという。

 豪雨にあたって自治体が出した避難指示などに従って難を免れた人もいるだろうが、そもそもそうした場所を選択しないことが転ばぬ先の杖というものだろう。

 この「土砂災害警戒区域」に指定された地域については、自治体が避難場所や避難経路を盛り込んだハザードマップを作成する義務がある。それをチェックして、物件選びに生かすようにしたい。

「土砂災害警戒区域」は山のふもとといったイメージが強く、郊外の新興住宅地に限られるのではないかと考えている人が多いかもしれないが、そうではない。

 実は関東平野のど真ん中の東京23区でもチラホラと警戒区域があるので、念のためにハザードマップで確認しておくのがいいだろう。

 とはいえ、すべてを完全にクリアしようとすると、物件選びは難しくなってしまう。

 大切なことは、価格や希望条件を満たせる範囲で、できるだけ安全な住まいを確保すること。そして家族でよく話し合い、万一のときの避難方法を把握しておくなど、災害への備えを怠らないことだ。(住宅ジャーナリスト・山下和之)

※AERA 2018年10月22日号より抜粋


トップにもどる AERA記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい