卒業生の4割が警察官になる、驚異の合格率を誇る大学は? (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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卒業生の4割が警察官になる、驚異の合格率を誇る大学は?

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柿崎明子AERA#大学入試
日本文化大學/学生支援室で学生と談話する奧村特任教授。机奥が東さん、手前が本橋さん。フロアには警察官募集のパンフレットが47都道府県そろっている(撮影/写真部・高井正彦)

日本文化大學/学生支援室で学生と談話する奧村特任教授。机奥が東さん、手前が本橋さん。フロアには警察官募集のパンフレットが47都道府県そろっている(撮影/写真部・高井正彦)

 警察官の志望者が増えるにつれて、カリキュラムも改編。2年次からコース別に分かれるが、07年から「経営」「公共」に加えて、警察官志望者をターゲットにした「法心理コース」も追加した。入試にも「警察官志望AO入試」が設けられており、東さんは同枠で入学した。

 同じく結果を待つ4年生の本橋稔耶さんは、刑法の授業が印象に残っているという。

「現実に起こった事例を取り上げることが多かったので、興味深かった」

 同大では少人数を生かして、1年次から全学生が基礎ゼミ、及び専門ゼミに参加している。

「少人数で議論することでコミュニケーション能力が育ち、人間力も鍛えられて警察官や公務員としての素地ができます」(奧村特任教授)

 手厚い就職支援も見逃せない。1年次からキャリア教育の一環として、専門講師による公務員試験対策の「キャリアマネジメント」講座を開講している。

 大学通信の安田賢治常務取締役が言う。

「それほど偏差値の高くない小規模な大学は、資格が必要な特定の業種に特化することで就職率を上げている。ニチブンは、警察官に強い大学というイメージをつくったことが、成功につながった」(ライター/柿崎明子)

AERA 2017年8月28日号


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